福岡ソフトバンク・千賀滉大が粘投で8勝目。北海道日本ハムは最長タイの4連敗

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2019.6.28(金) 22:00

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月28日、札幌ドームで行われた北海道日本ハム対福岡ソフトバンクの3連戦・初戦は、7対5で福岡ソフトバンクが勝利。9回裏に怒涛の反撃を受けたものの逃げ切り、先発の千賀投手はリーグトップタイの8勝目を手にした。

 リーグトップの8勝を挙げている北海道日本ハム・有原航平投手と、1勝差で2位につける福岡ソフトバンク・千賀滉大投手が先発を務めた今試合、先に援護点を与えたのは福岡ソフトバンクだった。初回、2番・明石健志選手が二塁打で出塁すると、続く3番・グラシアル選手のタイムリーで先制に成功する。

 北海道日本ハムは4回裏、8番・石川亮選手のタイムリーで同点に追い付くが、直後の5回表、福岡ソフトバンクが追撃。福田秀平選手、明石選手の連打ですぐさま勝ち越すと、6回表には8番・甲斐拓也選手が「しっかり芯で振り切れました。思ったより飛んでくれたし、追加点が欲しかったので取れて良かったです」と振り返る8号ソロを放った。

 勢いに乗った福岡ソフトバンク打線は、7回表、ヒットと四球などで1死1,2塁とすると、4番・デスパイネ選手、5番・松田宣浩選手のタイムリーなどでこの回3点を加え、リードを5点に広げる。

 9回表にも、5番・松田選手の適時三塁打で1点を追加すると、6点リードで迎えた最終9回裏、回またぎで登板した武田翔太投手が一挙4点を失うも、代わったモイネロ投手が何とか抑えて試合終了。

 7対5で勝利した福岡ソフトバンクは、先発の千賀投手が6回1失点の好投でリーグトップタイの8勝目を挙げたが、「調子はあまり良くなかったです。(甲斐)拓也のリードと野手の皆さんに助けられました」とコメントした。敗れた北海道日本ハムは、先発の有原投手が6回3失点で今季4敗目。最終回に意地を見せたが、チームも今季最長に並ぶ4連敗を喫した。

文・後藤万結子

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