リーグ戦再開初戦!有原航平と千賀滉大、パ屈指の右腕同士の激突は見逃せない

パ・リーグ インサイト

2019.6.28(金) 09:30

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月28日18時から札幌ドームで、北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの3連戦・初戦が行われる。約1カ月に渡る交流戦を終え、ペナントレースもいよいよ折返しが迫るこの時期。両チームにとって大切な3連戦の初戦は、どのような展開を見せるのだろうか。この試合の注目選手を紹介しよう。

【今季対戦成績】
北海道日本ハム→2勝5敗1分 福岡ソフトバンク→5勝2敗1分

【北海道日本ハム】有原航平投手 12試合8勝3敗 84回 87奪三振、防御率2.25
【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 13試合7勝2敗 92回 123奪三振、防御率1.96

 北海道日本ハムの先発は有原投手。開幕から安定した投球を続けてきたが、前回登板となった6月21日の中日戦では6回4失点で今季3敗目を喫し、防御率も今季初めて2点台まで悪化。エースの上沢直之投手がケガでシーズン絶望となった今、先発陣の柱としての期待はより一層大きくなるところ。この試合でもその期待に応える快投を見せ、上位追撃を狙うチームに白星をもたらしたい。

 野手陣では、西川遥輝選手に注目したい。交流戦で好調を維持し、打率は3割台に乗せてきた。出塁率にいたっては3割9分1厘と、リードオフマンとして申し分のない成績を残している。塁に出すと厄介な俊足ぶりだけでなく、その打棒からも目が離せない。

 対する福岡ソフトバンクの先発は千賀投手。6月21日の巨人戦では再三にわたって走者を許しながらも、6回2失点11奪三振と粘りの投球で白星をマーク。交流戦優勝を争う直接対決でエースの貫録を見せ、交流戦制覇への足掛かりを作った。交流戦に続いてリーグ王座の奪還も狙うチームをけん引する右腕は、この試合でも圧巻の奪三振ショーを披露できるか。

 福岡ソフトバンク打線の注目は、松田宣浩選手だ。言わずと知れた「お祭り男」は、今年度の交流戦で大暴れ。打率3割4分8厘、7本塁打、14打点でMVPに輝き、チームの交流戦優勝の原動力となった。対戦相手がパ・リーグの投手に戻ってからも、交流戦と変わらぬ勝負強さを期待したい。

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