岩下大輝が8回途中3失点の好投。千葉ロッテが交流戦初のカード勝ち越し

パ・リーグ インサイト

2019.6.19(水) 20:43

千葉ロッテ・岩下大輝投手
千葉ロッテ・岩下大輝投手

 6月19日、マツダスタジアムで行われた広島対千葉ロッテの「日本生命セ・パ交流戦」2回戦は6対3で千葉ロッテが勝利。千葉ロッテは交流戦初となるカード勝ち越しを決めた。

 千葉ロッテは初回、広島先発の大瀬良大地投手に簡単に2アウトを取られたが、3番・中村奨吾選手に10号ソロが飛び出し、先制に成功する。さらに3回表に荻野貴司選手が4号ソロを、5回表には田村龍弘選手が2号ソロを放ち、追加点。打線が、先発・岩下大輝投手を援護する。

 援護を受けた岩下投手は5回裏に1点を失ったが、6回まで3安打1失点の好投を見せる。ここまで3本塁打を放っている打線の勢いは未だ止まらず、6回表にはチーム4本目となるレアード選手の20号ソロで4点目を挙げ、7回表には敵失策と田村選手の適時打でさらに2点を追加。6対1と試合の主導権を握った。

 8回裏、岩下投手は無死1,3塁のピンチから、松山竜平選手に適時打を浴びたところで降板。後を託された唐川侑己投手が内野ゴロの間に1点を失うも、後続を断って火消し。9回裏はクローザー・益田直也投手が締め、6対3で試合終了。

 勝利した千葉ロッテは序盤の本塁打ラッシュで試合を決定づけた。先発の岩下投手も相手に流れを渡さない投球を見せ、3勝目を挙げた。

文・鈴木海斗

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