セ・パ防御率トップによる投げ合い。鷹の眠れる主砲は目を覚ますか

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2019.6.14(金) 09:35

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月14日、ヤフオクドームでは福岡ソフトバンク対横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦」1回戦が行われる。前日の阪神戦で鮮やかな勝利を収めた福岡ソフトバンクは、勢いそのままに連勝を収めたいところだ。本試合の見どころを紹介する。

【昨季交流戦対戦成績】
福岡ソフトバンク→3勝0敗 横浜DeNA→0勝3敗

【福岡ソフトバンク】千賀滉大投手 11試合6勝1敗 80回 105奪三振、防御率1.46
【横浜DeNA】今永昇太投手 11試合6勝3敗 80回1/3 85奪三振、防御率1.90

 福岡ソフトバンクの先発は、エース・千賀滉大投手だ。今季成績はここまで6勝1敗、リーグトップの防御率1.46と、まさにエースの貫禄を見せている。一方、横浜DeNAの先発・今永昇太投手も、現在リーグトップの防御率1.90を記録。5月の月間MVPを獲得し、ノリにノっている両先発の投げ合いに注目が集まる。

 打線のカギを握るのは、デスパイネ選手だろう。今季すでに17本塁打を記録している主砲だが、交流戦では調子を落としている。ここ6試合に限れば、安打が1本もないという現状だ。昨日の阪神戦で決勝3ランを放ったグラシアル選手が5番に控えるだけに、眠れる4番が目を覚ますか否かが、勝負の分かれ目になりそうだ。

文・望月優樹

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