金子弌大が6回0封で北海道日本ハムが3連勝! 渡邉諒が聖地で満塁弾!!

パ・リーグ インサイト

2019.6.8(土) 17:50

北海道日本ハムファイターズ・渡邉諒選手(C)パーソル パ・リーグTV
北海道日本ハムファイターズ・渡邉諒選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月8日、甲子園で行われた阪神対北海道日本ハムの「日本生命セ・パ交流戦」第2回戦は、10対5で北海道日本ハムが大勝。先発した金子弌大投手が好投で阪神打線を抑えると、7回には打線が奮起し大量得点。交流戦・第2カードの勝ち越しを決め、リーグ2位をキープ。

 北海道日本ハム・金子弌大投手と阪神・岩田稔投手の先発で幕開けたこの試合。先に試合を動かしたのは北海道日本ハムだった。4回表、大田泰示選手と近藤健介選手の安打で1死1,3塁の場面。ここで清宮幸太郎選手が適時打を放って先制すると、清水優心選手も内野安打でこの好機を活かし、2点を先制する。

 リードした北海道日本ハムは7回表にも猛攻をかけた。中田翔選手と西川遥輝選手の安打で2死1,3塁とすると、大田選手と王柏融選手の連続適時打で2点を追加。さらに四死球で押し出しの1点を獲得する。

 しかし、まだ手を緩めないのが北海道日本ハム打線だ。代わった馬場皐輔投手に渡邉諒選手がバックスクリーンへ飛び込むグランドスラムを浴びせ、この回一挙7得点。8回表には、横尾俊建選手が左翼席への第1号ソロでダメ押しの1点を追加し、10対0と阪神打線を突き放した。

 大量の援護を得た投手陣だったが、8回裏に登板した堀瑞輝投手が被弾した。北條史也選手から第1号2ランを浴び、2点を献上。9回裏にも、代わった鍵谷陽平投手が高山俊選手と北條史也選手のタイムリーで3失点し、10対5に追い上げられるも、嫌な流れを断ち切るべく、代わった公文克彦投手がしっかりと後続を抑え、試合終了。

 北海道日本ハムの先発・金子弌大投手は、6回3安打4奪三振無失点の好投を披露。これに応えた打線が7回表に奮起し、この回だけで7得点を挙げると、投手陣も阪神打線の反撃から逃げ切った。

文・今泉友香

記事提供:

パ・リーグ インサイト

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE