福岡ソフトバンクが交流戦3連勝スタート。グラシアルが3試合連続弾

パ・リーグ インサイト

2019.6.6(木) 21:13

福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・グラシアル選手(C)パーソル パ・リーグTV

 6月6日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと中日の「日本生命セ・パ交流戦」カード最終戦は、6対4で福岡ソフトバンクが勝利。グラシアル選手が3試合連続本塁打を含む3安打4打点の活躍を見せ、大竹耕太郎投手が交流戦プロ初勝利を飾った。

 先制したのは福岡ソフトバンクだった。1回裏、中日の先発・山井大介投手から、2番・今宮健太選手が右前打で出塁すると、3番・グラシアル選手がバックスクリーンへ飛び込む12号2ラン。3回裏にも4番・デスパイネ選手が左中間へ17号ソロを放ち、スコアを3対0とする。

 頼もしい援護を得た福岡ソフトバンクの先発・大竹耕太郎投手だったが、3点のリードを守ることができなかった。4回、5回表に適時打を浴び、3対3の同点に追い付かれてしまう。

 しかし6回裏、中日の2番手・谷元圭介投手が大乱調。打線はその隙を突き、押し出し四球で1点の勝ち越しに成功した。

 8回表、大竹投手は中日・武山真吾選手に本塁打を許し、再び同点に追い付かれてしまうものの、打線がすぐさま反撃。8回裏、真砂勇介選手、今宮選手の連打とダブルスチールで2死2,3塁とチャンスを作ると、3番・グラシアル選手が勝ち越しの2点適時打を放ち、勝利を引き寄せた。

 2点リードの9回表は、福岡ソフトバンクの守護神・森唯斗投手が、ランナーを背負うものの無失点に抑え、試合終了。

 福岡ソフトバンクと中日の最終戦は、6対4で福岡ソフトバンクが勝利。勝利した福岡ソフトバンクは、投げては先発・大竹投手が8回4失点と粘り強いピッチング。打ってはグラシアル選手が先制の3試合連続本塁打、決勝の2点タイムリーと素晴らしい活躍を見せた。

文・粟盛優佳

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