2000年生まれの選手が着々と増えてきていることに慄いている野球ファンの皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、そんな2000年生まれの選手は知らないであろう、おもしろくも懐かしいちょっと昔の「平成パ・リーグあるあるネタ」を紹介します。
その時代を実際に経験した野球ファンの皆さんはもちろん、経験していない方もぜひ読んでみてくださいね。
(ネタ提供にご協力いただいた@PacificleagueTVフォロワーの皆さんありがとうございました!)
当日券購入が当たり前
今でこそ前売り購入が当たり前となっていますが、昔は前売り券で買うという意識がなかったのだとか。
客がいないのでスペースを存分に使って好き勝手するファンがいた
川崎球場で流しそうめんをするファンの話は有名ですが、他にも座席を複数使って寝転がるファンの姿があったり、今では到底見られない古き良き(?)光景です。
今ではあまり見ない「Vメガホン」
今は応援グッズといえばバット型が主流ですが、当時はVメガホンなどもあったらしいです。
当時、パ・リーグの情報を集めるのがめちゃくちゃ難しかった
ラジオの文化放送などはあったようですが、新聞もテレビに出ても一行、「勝敗のみ」などがザラだったそう。
ので、セ・リーグファンはパ・リーグの選手を殆ど把握していなかった
イチローなどの超一流選手は知っていても、それ以外の選手は謎のベールに包まれていたんだとか……。
そして、セ・リーグファンたちはパ・リーグの選手を日本シリーズかオールスターで動いてるところを初めて見る
その時に初めて「こんなスゴい選手いたのか」とパ・リーグファンになる人も。
パ・リーグファンは希少種
多くがセ・リーグファンで構成されていた時代では、パ・リーグのファンはなかなか見当たらなかったみたいです……。
掃除の時間に、ほうきを使ってタフィー・ローズのモノマネをする
バットのヘッドを振り回す特殊なバッティングフォームのタフィー・ローズ。当時の男子学生たちはよくやったモノマネらしい。
秋山幸二のバク宙ホームイン
平成初期を過ごした野球ファンたちの記憶に強く残っているのが、この秋山幸二のバク宙ホームイン。最近では今年の4月に福岡ソフトバンクの明石選手がバク宙ホームインパフォーマンスを行なっています。
西武の秋山と言えば……
西武の秋山と言えば……
世代によって秋山幸二か秋山翔吾で分かれます。
ヒーローインタビューでの名言が一瞬流行る
ルーキーの松坂大輔がイチローとの初対戦で3三振に抑えた日にヒーローインタビューで話した「自信から確信に変わった」をやたらと会話の中で使う。
錚々たる顔ぶれは、今見ても鳥肌モノ
2003年のダイエーホークスには、川崎、井口、城島、松中、小久保、斉藤和巳、和田、杉内、新垣というメンツが名を連ね、「100打点カルテット」という言葉も生まれた。
松坂大輔に影響された野球少年たちは、自分の名前の頭2文字の後ろに坂をつけて真似していた
田中の場合「たなザカ」、佐藤の場合「さとザカ」など。
パ・リーグで一番うまいショートはマリーンズ小坂orライオンズ松井稼で意見が割れる
弊社でネタを募集した時に一番被りが多かった意見でした。
野球少年の皆が一度はオリックス・イチローの振り子打法か近鉄・野茂のトルネード投法を試す
ただし、実戦でやると怒られるらしいです。
中村紀洋のバット投げを真似しがち
ただし、実戦でやると怒られるらしいです。
(ネタ提供:@kazanarikoikazeさん)
優勝が決まる時期になると、セール目当てにダイエーやライオンズを応援していた
これにはお母さんもニッコリ。
気づいたらどこかのチームにホセ・フェルナンデスがいる
パ・リーグのさまざまな球団を経験したホセ・フェルナンデス。千葉ロッテマリーンズ (2003)、西武ライオンズ (2004〜2005)、東北楽天ゴールデンイーグルス (2006〜2008)、オリックス・バファローズ (2009)埼玉西武(2010~2011)、楽天(2012)オリックス(2013)※NPBのみ
(ネタ提供:@foo65yさん)
マンデー パ・リーグの存在
パ・リーグの活性化を測った企画で、月曜日に試合をやるというもの(木曜日が休養日)。2005年に終了。
野球チーム内でぽっちゃりの選手のあだ名がとりあえず「おかわり君」になる
小学生のあだ名の付け方はだいぶ安直である。
(ネタ提供:@dam1jawさん)
全身ライオンズブルーのビジターユニフォームのライオンズと対戦するとき、戦う前からもうライオンズに勝てそうにない感が半端なかった
平成2年からパ・リーグ5連覇を達成、その後もAクラス常連チームだったライオンズ。この青色に恐怖を覚えた野球ファンは少なくないかもしれません。
ファイターズでは、キスや仮装をすると入場無料になるなど、おもしろい割引企画があった
他にも浴衣を着て行くと入場無料などもありました。
大注目の黄金ルーキー、パ・リーグ球団に入りがち
振り返ってみると、時代の流れによって消えたもの、変わったものがたくさんあるように思います。「昔は良かったな~」と感じた方もいるかもしれませんが、これからの「令和のプロ野球」も楽しんでいきましょう!
他にもまだまだ「あるある」あるよ! という方は、ハッシュタグ「#平成パ・リーグあるある」でもぜひ呟いてみてください!
注:このネタは平成じゃないぞ! と思ってもご勘弁ください…… 昭和と平成の記憶が混同しがちなのも「あるある」ですね。
文・イラスト 出内テツオ
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