5月25日、楽天生命パーク宮城で楽天とオリックスの第11回戦が行われる。24日の試合では中盤で逆転した楽天が1点差を守り切り、カード初戦を制した。好調・楽天が連勝となるか、オリックスが底力を見せるか、見どころを紹介する。
【今季対戦成績】
楽天→4勝5敗1分、オリックス→5勝4敗1分
【楽天】岸孝之投手 1試合0勝0敗 4.1回 4奪三振、防御率4.15
【オリックス】成瀬善久投手 1試合0勝1敗 2回 1奪三振、防御率18.00
楽天の先発予定は岸孝之投手だ。今季開幕戦で右足の違和感を訴え、5回途中で降板すると翌日に登録抹消された。待望の復帰後初登板で、白星をつかむことはできるか。
オリックスは成瀬善久投手が先発予定。移籍後初登板となった4日の福岡ソフトバンク戦では、3回途中4失点で負け投手となっている。持ち味の打たせて取る投球で復活を目指す。
打線では楽天・辰己涼介選手と、オリックス・頓宮裕真選手に注目。辰己選手は、24日の試合で同点打を含む3安打を放つなど、オリックス戦25打数10安打と好相性。連日の活躍に期待したい。頓宮選手は、24日の試合で一軍復帰を果たすと、1安打1打点をマーク。4月19日の楽天戦ではプロ入り第2号となる決勝本塁打も放っており、印象の良い対戦相手に自慢のパワーを見せつけたい。
文・沼田悟
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