5月24日、楽天生命パーク宮城で楽天とオリックスの10回戦が行われる。楽天は23日の試合で大敗を喫したものの、北海道日本ハムとのカードに勝ち越し、単独2位浮上。対するオリックスは22日の千葉ロッテ戦で、劇的なサヨナラ勝利を飾っている。この試合の見どころを挙げていこう。
【今季対戦成績】
楽天→3勝5敗1分、オリックス→5勝3敗1分
【楽天】美馬学投手 8試合2勝3敗 48回 31奪三振、防御率5.06
【オリックス】山岡泰輔投手 8試合4勝0敗 55回 47奪三振、防御率3.44
楽天の先発は美馬投手。ここ2試合続けて6失点を喫して敗戦投手となっており、防御率も5点台まで悪化してしまった。ほっともっとフィールド神戸で行われた5月10日のオリックス戦では5回6失点と乱調だっただけに、本拠地に戻って迎える一戦でリベンジを果たしたい。
対するオリックスの先発は山岡泰輔投手だ。自身初の開幕投手を務めた今季はここまで4勝負けなしと奮闘しており、エースとしての責務を果たしている。今季3戦3勝と得意にしている楽天を相手に、エースの称号に相応しいピッチングを見せることができるか。
楽天打線では島内宏明選手に注目だ。チームの野手の多くがオリックスを苦手としている中、チーム別最高の対戦打率.379を誇る島内選手。5月10日の山岡投手との対戦でも2安打を放っており、首位に追随するために落とせない試合、その活躍に期待がかかる。
オリックスではルーキーの中川圭太選手に注目だ。22日の試合では9回2死1,2塁の場面で代打起用されると、粘って四球を選びチームのサヨナラ勝ちへとつなげた。美馬投手は5月10日の対戦でプロ初本塁打も放っている縁起のいい相手。この試合でもチームの潤滑油となる働きを見せたいところだ。
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