5月10日、札幌ドームで北海道日本ハムと埼玉西武の第7回戦が行われる。ここまでの対戦成績は3勝3敗と全くの五分であり、チーム力の拮抗具合がうかがえるところだ。どちらがのチームが勝ち越すのか、見どころを紹介していく。
【今季対戦成績】
北海道日本ハム→3勝3敗、埼玉西武→3勝3敗
【北海道日本ハム】上沢直之投手 5試合2勝1敗 31.2回 321奪三振、防御率3.98
【埼玉西武】多和田真三郎投手 6試合1勝2敗 37回 22奪三振、防御率4.38
北海道日本ハムの先発予定は上沢直之投手だ。前回登板の4月29日の福岡ソフトバンク戦では、序盤に援護点をもらいながらも5回途中6失点とリードを守り切ることはできなかった。本来の投球を取り戻し、約1か月ぶりの勝ち星をつかめるか。
埼玉西武は多和田真三郎投手が先発予定。今季は4月12日のオリックス戦で完封勝利で今季1勝目を挙げるも、その後は上沢投手同様1か月勝ち星が付いていない。昨季の最多勝投手として意地をみせたい。
野手陣では北海道日本ハム・大田泰示選手と、埼玉西武・秋山翔吾選手に注目だ。大田選手は今季埼玉西武と対戦した6試合全てで安打を放ち、対戦打率.400に加えて三振もわずかに1つとボールがよく見えている。この日も相性の良さを発揮し、チームを勝利に導けるか。対する秋山選手も北海道日本ハム戦では打率.375と好相性で、5月2日の対戦では4打数4安打2本塁打3打点という驚異的な活躍を見せている。5月の月間打率.517と本来の打撃を取り戻しつつあるだけに、このままさらなる上昇気流に乗りたいところだ。
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