千賀滉大がまたも7回無失点の好投! 福岡ソフトバンクが完封リレーで3連勝

パ・リーグ インサイト

2019.5.4(土) 17:31

福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・千賀滉大投手(C)パーソル パ・リーグTV

 5月4日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクとオリックスのカード初戦は、4対0で福岡ソフトバンクが完勝した。先発・千賀投手がこの日も7回9奪三振無失点の好投。打線もしっかりと援護し、投打の噛み合った試合となった。

 試合は終始、福岡ソフトバンクペースだった。1回裏、2番・周東佑京選手の中前打や四球などで2死1,2塁と先制のチャンスを作ると、松田選手、グラシアル選手がオリックス先発・成瀬善久投手から連続適時打を放ち、2対0と先制する。3回裏にも先頭のデスパイネ選手が四球で出塁すると、松田選手が2打席連続の適時打を放つ。

 さらに内川聖一選手の犠飛で追加点を挙げ、試合中盤で福岡ソフトバンクが4対0とリードを握った。3回裏は1死も取れず、3回途中7安打1奪三振、4失点と打ち込まれたオリックスの先発・成瀬投手は、「自分らしい投球ができず、悔しいです。早いイニングでマウンドを降りてしまい、チームに申し訳ない気持ちでいっぱいです」と自身の投球を悔やんだ。

 一方、4点の援護をもらった福岡ソフトバンク先発・千賀滉大投手は、7回3安打9奪三振、無失点の好投。「調子はあまり良くはありませんでした。追い込んでからの制球に少し苦労して、球数が多くなってしまいました。それでも0点に抑えることができて良かったです。色々と課題の見つかった試合でした」と振り返った。
 
 4回以降は両軍の投手陣が好投し、8回まで互いに無得点。反撃したいオリックスだったが、打線が福岡ソフトバンク投手陣を打ち崩せず。9回表は、福岡ソフトバンクの3番手・モイネロ投手が3者凡退で締めて試合終了。

 福岡ソフトバンクとオリックスの第7回戦は、4対0で福岡ソフトバンクが完勝した。先発・千賀投手が7回無失点の好投を見せ、打線も11安打4得点とつながりを欠きながらも手堅くリードを握り、投打の噛み合った試合となった。敗れたオリックスは先発・成瀬投手が3回途中4失点と試合を作れなかった。

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