5月2日、ヤフオクドームで行われた福岡ソフトバンクと楽天の第5回戦は、1対0で福岡ソフトバンクが勝利。先発の大竹耕太郎が7回無失点の好投を見せて待望の今季初白星を手にし、2位・楽天とのゲーム差を再び1.5に広げた。
1回裏、いきなり福岡ソフトバンクが決勝点となる先制点を手にする。2番・周東佑京選手が中前打で出塁すると、続く今宮選手が東北楽天の先発・古川侑利投手から適時二塁打。今宮選手は「甘い球を積極的に打ちにいこうと思っていました。結果的に間に良い打球が飛んでくれて先制点が取れて良かったです」と振り返った。
その後は、福岡ソフトバンク・大竹耕太郎投手、楽天・古川投手がともに好投。6回1失点で降板した古川投手は、「ボール自体は強かったですし、コーナーも突けましたけど、全体的に高かったですね。ランナーを背負うことが多く、よいリズムを作れませんでした」と悔しそうに語った。
大竹投手は7回4安打無失点でマウンドを降りたが、2番手・甲斐野央投手、3番手・森唯斗投手がしっかりと無失点に抑え、そのまま試合終了。福岡ソフトバンクと楽天と首位攻防戦は、1対0で福岡ソフトバンクが勝利した。
「スミ1」勝利を手にした福岡ソフトバンクは、先発の大竹投手が7回4安打無失点の好投で、念願の今季初勝利を手にした。敗れた楽天は先発・古川投手が6回1失点と粘投したものの、打線が沈黙した。
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