内田や田中和基ら若手の「良い教材になっている」
第2クールに突入している沖縄県・久米島での東北楽天キャンプ。エースの則本昂大投手は、新加入の浅村栄斗内野手について早くもその影響の大きさを感じているという。
7日の練習後に取材に応じた右腕は、浅村の第一印象について「ゴツい。デカい」と一言。さらに「寡黙というか。人見知りなところがある。あまり騒いだりはしない」と控えめな性格であることも明かした。
ただ、チーム内に与える影響は大きい。浅村が若手とともにバッティング練習に励む姿を目にし、その存在が東北楽天にとっていかに「プラス」であるかを感じ取っている。
「内田や田中和基と一緒にバッティングしてる機会が多いかなという感じ。スタンスだったりそういうものを吸収してる若手は多い。若手にとって良い教材になってるんじゃないかと思います」
そして、「うちに来てくれたことはとてつもなくプラス」と喜んだ。
プロ6年目、23歳の内田靖人内野手は昨季自己最多の58試合に出場し12本塁打を放つも打率.198に終わった。スイッチヒッターの田中和基外野手は、昨季打率.265、18本と大ブレークし新人王を獲得したが、まだまだ“伸び盛り”。「寡黙」な浅村の存在が若手の成長につながれば、それだけでも獲得したことには大きな意味がある。
もちろん、実戦が始まればその打力も東北楽天、そして則本ら投手陣にはとてつもないプラス。浅村の加入で東北楽天が“進化”しそうだ。
(Full-Count編集部)
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