今季開幕戦は敵地での福岡ソフトバンク戦
埼玉西武の辻発彦監督は17日、都内のホテルで行われた全体会議に出席し、今シーズンの開幕投手について3月上旬にも決断する意向を明かした。
昨年まで3年連続で開幕投手を務めていた菊池雄星投手が、ポスティング制度を利用して米マリナーズに移籍。今季開幕戦は昨季日本一の福岡ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)ということもあり、菊池に代わって誰が開幕投手の大役を務めるのか、いっそう注目が集まる。
順当ならば、昨年の最多勝右腕・多和田真三郎投手が指名される可能性が濃厚だが、昨年キャリアハイの2桁勝利を挙げた榎田大樹投手、そして巨人から加入した内海哲也投手も実績は十分だ。
辻監督は「相手が福岡ソフトバンクということもあって、得手不得手もある。相手の日程を見ながら、どういう投手が通用するのか(考えたい)。ただ、カード頭を任せられる投手じゃないと」と慎重な姿勢。キャンプの仕上がりを入念にチェックしながら判断していく。
(安藤かなみ / Kanami Ando)
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