生え抜きに成長楽しみな注目株多数の東北楽天 2019年ブレーク期待の若手5選手

Full-Count

2019.1.1(火) 14:32

東北楽天・西巻賢二※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)
東北楽天・西巻賢二※写真提供:Full-Count(写真:荒川祐史)

屈辱の最下位から巻き返しへ、活躍が期待される若手は…

 2018年は屈辱のパ・リーグ最下位に沈んだ東北楽天。巻き返しに向け、石井一久GMは辣腕を振るい、17人に戦力外通告を行う一方、フリーエージェント(FA)で埼玉西武の主軸・浅村栄斗を獲得。トレードも次々と仕掛け、広島から福井優也、巨人から橋本到を補強。元東京ヤクルトの由規と育成契約、外国人もアマダ―、ペゲーロが退団しブセニッツ、ブラッシュが加入するなど、積極補強を繰り広げている。しかし、新戦力に加えて生え抜き選手の成長が上位進出には不可欠。東北楽天で新シーズンのブレークが期待される5人を選出した。

○堀内謙伍(4年目・21歳)

 静岡高から2015年ドラフト4位で入団した高卒捕手は順調に伸び、昨季1軍デビューを果たして12試合に出場。2軍では捕手陣で最多の52試合に出場し、経験を踏んだ。現在、レギュラー捕手の嶋、バックアップに山下がいるが、次代の正捕手として期待は高い。

○西巻賢二(2年目・19歳)

 仙台育英高では1年時から高い守備力を誇る俊足好打の遊撃手として鳴らした2017年ドラフト6位の成長株。1年目から1軍でスタメンでも起用され、25試合で打率.247の成績を残した。U-18ワールドカップ日本代表経験もあり、決して厚くはない東北楽天の内野陣のレギュラー争いに参戦する。

長距離砲、2軍のクローザーと人材豊富も

○内田靖人(6年目・23歳)

 長打力は折り紙つき。昨季1軍では58試合、打率.198ながら12本塁打。長打率は.435と主軸のウィーラーの.432を上回る。2017年には2軍で本塁打、打点の2冠に輝いたが、同年のドラフトでは同タイプで外野手登録の岩見が加入しており、1軍争いは激化している。

○村林一輝(4年目・21歳)

 2015年ドラフト7位で入団。2017年に2軍で遊撃手のレギュラーとなり、1軍デビューも果たした。2018年は1軍で28試合に出場。西巻と若い二遊間を組んだ試合もあり、次代の東北楽天内野陣を担う存在であることは間違いない。

○小野郁(5年目・22歳)

 西日本短大付高から2014年ドラフト2位で入団。ルーキーイヤーから1軍で登板しており、昨季は9試合0勝1敗、防御率3.48。2軍ではクローザーをつとめており、3勝3敗20セーブ、防御率1.86の好成績。救援で出番がありそうだ。

(Full-Count編集部)

記事提供:Full-Count

記事提供:

Full-Count

この記事をシェア

  • X
  • Facebook
  • LINE