
ソフトバンクは、交流戦連覇を逃した。西武が阪神戦(甲子園)に勝利し、自力で初優勝を決めた。交流戦は14勝4敗で14日に全日程を終えていた。この日に西武が負ければ、条件次第で12球団最多を更新する10度目の優勝の可能性が残されていた。
交流戦前の貯金は1だった。開幕投手も務めた上沢が右肘の状態不良でファーム調整になるなど、開幕時からローテを守っているのは大津のみ。苦しい状況だった中で、期間中は20歳の前田悠、5月23日に支配下登録された21歳のアルメンタら若手も含め8人が先発した。倉野信次投手チーフコーチは「チーム状況は気にせず、力を最大限出すことに集中して」と伝え、それぞれが奮闘。定まりつつあるオスナ、松本裕、杉山の勝ちパターンなど救援陣もフル回転した。3週間続いた6連戦。投手陣一丸で乗り切っていたが、歓喜に届かなかった。
野手では7本塁打、19打点と交流戦2冠が確実な栗原を筆頭に、12球団断トツの26本塁打、81得点をマーク。失策も同最小の1と安定し、指揮官は「投打がかみ合ってきた」とうなずいていた。
19日の日本ハム戦(エスコン)からリーグ戦が再開する。交流戦優勝を譲った首位・西武まで3・5ゲーム差の2位。交流戦の借りは、この先にきっちり返してみせる。