
◆パ・リーグ ソフトバンク1―0日本ハム(4日・京セラドーム大阪)
60年前の黄金時代をほうふつとさせる勝負強さだった。ソフトバンクが球宴を挟んで4連勝。「南海ホークス復刻ナイターin大阪」と銘打った一戦で、1―0の接戦を制した。「年に1回しかない特別な試合で勝てて良かった」と小久保監督が胸をなでおろした。2位・西武に7ゲーム差。球団では南海時代の1964~66年以来、福岡移転後初のリーグ3連覇へ。5日の日本ハム戦(みずほペイペイ)で勝つか引き分けなら、西武の勝敗次第で優勝マジック37か38が点灯する。
南海時代に本拠地を構えた大阪で、59~68年まで使用したユニホームの復刻版を着用した。「南海沿線で育ったからなじみのある球団。巨人ファンでしたが…」と和歌山出身の指揮官。シーズン前に最大のライバルと目された日本ハムに13勝2敗として、早くもカード勝ち越しが決定。V3に向けて「そこまで考えられない。明日の試合と1週間をどう戦うかだけ」と着実に一歩ずつ進むことを誓った。
深緑の戦闘服で最も目立ったのが柳田だ。南海のレジェンド・門田博光の応援歌で打席に入るとノリノリ。「新鮮な気持ちでした」と、6回先頭で3安打目となる二塁打を放ち、先制のホームを踏んだ。門田は38歳以降に189本のアーチを積み重ねた。37歳のギータもまだ老け込んでいられない。24年が52試合、25年が20試合と優勝した過去2年は故障に苦しんだが、今季はすでに85試合に出場。最後まで元気いっぱいに駆け抜けたい。(島尾 浩一郎)
◆優勝M点灯の条件 ソフトバンクが5日に優勝へのマジックナンバーが点灯する条件は、ソフトバンクが〇か△のとき、西武が●ならM37、〇か△ならM38。