
◆オープン戦 DeNA5―2ソフトバンク(14日・横浜)
ソフトバンク・今宮健太内野手(34)が「6番・遊撃」で先発出場し、2回1死二塁の先制打を含む3打数2安打。オープン戦の打率を3割6分4厘(22打数8安打)とし、この試合は二塁で先発出場したライバル・野村勇内野手(29)の打率2割9分6厘(27打数8安打)に差をつけた。小久保裕紀監督は「反対方向に彼らしい打撃で。状態はいいですね。もともとショートの守備は安定感抜群なので。打つ方もしっかりアピールしてくれて。いい悩みですね、そこ(開幕ショート)は」とベテランの活躍に目を細めた。
今宮はキャンプ前に指揮官から野村と遊撃のレギュラーを争った上、二塁、三塁の守備も練習するように指示されていた。アピールが必要な立場で「与えられたところでやるべきことをやるだけなので。やるしかない。打たないといけない一択なので。しっかり結果を残すのみです」と、2週間を切った開幕へ表情を引き締めた。
一方の野村も25年は126試合で打率2割7分1厘、12本塁打と台頭し、打線に欠かせない存在になりつつある。二塁はWBC代表で、昨季の首位打者の牧原大成内野手(33)がいる。うかうかしていられないのが、三塁・栗原陵矢内野手(29)だ。4打席目に二塁打を放ったが、オープン戦の打率は2割3分3厘。同点の5回1死二、三塁では見逃し三振に倒れた。小久保監督は「二、三塁で二遊間が下がっているところでセカンドゴロ打ってくれるかなというところで見逃し三振。シーズン中なら、今日はあそこが敗因。(栗原の調子が)上がってこなければ当然、勇(野村)の方が状態良ければ、ショート・今宮、三塁・勇と考えないといけない。現時点でそうとは決めてませんけど。力のある選手なので最後、上げてくるとは思ってますけど」と、奮起を促し、開幕の三塁・野村の可能性まで言及した。
今宮がショートで開幕スタメンとなれば、14年連続のプロ野球新記録。昨季までの13年連続は、吉田義男、石井琢朗、鳥谷敬、坂本勇人といった歴代のレジェンドと並んでいる。