
◆オープン戦 ヤクルト11―0オリックス(13日・神宮)
オリックス・山岡泰輔投手(30)が、開幕ローテ争いに踏みとどまった。今季から先発再転向しているプロ10年目右腕は、5回5安打2失点(自責1)、4奪三振と粘投。3回までは毎回先頭を出す苦しい投球となったが4、5回はいずれも3者凡退と尻上がりに調子を上げた。「やっぱり序盤の入り方が思い出せていない。どうしても中継ぎの時みたいに『1点をあげちゃいけない』とか『球数を使って』とかになるので、そこのタイミング、切り替えのところ(が課題)だった」と振り返った。
3回を投げ終えた後に、厚沢投手コーチから「2ストライクをつくっていこう。スミを狙いながらじゃなくて、変化球を確かめる感じじゃなくて、どんどん打たせた方がいい」と助言を受けた。「4回、5回はよかった。そこを続けたいというか、継続して初回から出せたら」。意識を変えたことが立ち直りにつながり、次回登板に向けての「学び」を得た。
最速は144キロにとどまったが「(出力面は)よくなってきていると思う」。岸田監督は「最後はしっかりゾーン勝負の意識を持ちながら、変化球を振らせることができていた。競争の中の一人としては変わらない」と、さらなるアピールに期待した。山岡自身も「そこを目指していく。準備していきたい」と改めて、開幕ローテ入りへ意欲を見せた。