日本ハムのブルペンを支える“94年世代”

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2025.1.22(水) 09:00

日本ハム・田中正義 (C)Kyodo News

 “94年世代”が日本ハムのブルペンを支える。

 昨年11月30日にエスコンフィールドで行われたファンフェスティバルのフィナーレで新庄剛志監督が「続きまして、抑えを齋藤友貴哉!」と指名し、齋藤も「来年、抑えやります。抑えます!」と力強く宣言。新庄監督は「今のコメントを聞くと不安なので、もうひとり。田中正義!」とダブルストッパー構想を掲げた。田中は「友貴哉に負けないように、抑えます!」と決意した。

 新庄監督から抑えを指名された田中正義は94年7月19日生まれで、移籍2年目の昨季は53試合に登板して、4勝4敗12ホールド20セーブ、防御率2.17の成績を残せば、95年1月5日生まれの齋藤友貴哉は昨季25試合に登板して1勝1敗5ホールド1セーブ、防御率1.71だった。

 田中、齋藤だけでなく、高校大学で田中とチームメイトだった池田隆英は、昨季29試合の登板にとどまったが、23年は8回の男として51試合に登板して、1勝5敗25ホールド、防御率2.86の成績を残した。今季も勝利の方程式の一角を掴めるか注目。

 さらに、シュートを武器に何度もピンチで火消しした生田目翼も95年2月19日生の“94年世代”。昨季はシーズン自己最多の43試合に登板して、1勝1敗9ホールド、防御率3.89。今季も走者を背負った場面で、チームを救う投球に期待したいところだ。

 ファイターズのブルペンに多い“94年世代”。今年もファイターズのブルペンを引っ張っていって欲しいところだ。

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