【ソフトバンク】今宮健太、同点打&V打で逆転3連勝 大関友久は自己最多8勝 魔の水曜日7戦ぶり勝利

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2024.9.11(水) 21:18

小久保裕紀監督

◆パ・リーグ 楽天2―9ソフトバンク(11日・楽天モバイルパーク宮城)

 ソフトバンクが今宮の2打席連続適時打で鮮やかに逆転勝利。3連勝でマジックを減らした。水曜日の試合は後半戦6戦6敗だったが、7月17日のロッテ戦(みずほペイペイ)以来の勝利。“魔の水曜日”のジンクスに終止符を打った。

 2点を追う3回1死一、三塁から川瀬の左犠飛で中村晃が生還し、一塁走者の緒方も判断良く二塁に進んだ。ここで、いぶし銀の2番打者が滝中の真ん中直球を中前にはじき返した。同点打に「川瀬の犠飛で二塁に進んだ(緒方)理貢の好走塁が適時打につながりました」と8月2日の日本ハム戦以来のスタメンとなった若武者をたたえた。

 次の打席でも決めた。同点の5回2死二塁。滝中の内角高めに食い込むツーシームを左前に引っ張った。二塁から再び緒方が生還する勝ち越し適時打に「次につないでいくことだけを考えました。結果的に勝ち越す一本となって良かったです」と笑いが止まらなかった。

 緒方は「9番・中堅」で出場し、プロ初のマルチ安打となる3打数2安打2得点。小久保監督の起用に応えた。6回1死からは正木の左中間への6号ソロ。8回には山川、近藤の2者連続二塁打。なおも無死満塁から海野の走者一掃の左翼フェンス直撃二塁打。さらに2死三塁から今宮のこの日3本目の適時打で5点を挙げ、楽天を突き放した。

 先発の大関は2回こそ2点を失ったが、3回以降は丁寧な投球で追加点を許さず、7回4安打2失点で8月12日の楽天戦(みずほペイペイ)以来の白星。キャリアハイの8勝目を挙げた。

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