日本ハム・金村尚真が先発で今季初勝利 館山氏「阪神の村上投手になるんじゃないかと。自分の中では新人王の一番手」

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2024.7.3(水) 06:40

6回3失点で先発での今季初勝利を挙げた日本ハム・金村尚真

◆ 6試合連続QS、チームの連敗ストップに貢献!

 日本ハムはロッテに8-3で快勝。連敗を「5」で止め、再び貯金1とした。

 打線はロッテ先発のC.C.メルセデスに3回までパーフェクトに封じられたものの、1点を追う4回は二死から3番・清宮幸太郎が四球で出塁し、今季初めて4番起用された郡司裕也が7号2ランを左翼ポール際へ運び逆転した。

 5回は8番・上川畑大悟が1号2ランを右翼フェンス裏のブルペンへ運び4-1。1点差に迫られた7回は、2番・石井一成の左越え適時二塁打で5点目を奪い、その後も郡司の中前適時打などで7-3とリードを広げた。8回は上川畑の中前適時打でダメ押しの8点目。郡司と上川畑はそれぞれ3打点をマークした。

 先発の金村尚真は2本塁打含む9安打を許したものの、大崩れせず6回3失点の粘投。7回以降は宮西尚生、池田隆英、河野竜生がパーフェクトリレーで締め、金村は先発では今季白星となる2勝目(4敗)を挙げた。

 2日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、先発8試合目でようやく初白星が付いた金村に注目。館山昌平氏は期待の2年目右腕について「ようやく勝ち星が付いたというところで、能力が非常に高い。いろんなボールを投げられて、制球力もスピードもある。昨年は肩のケガで一時期、戦列を離れていましたけど、阪神の村上投手になるんじゃないかと。自分の中では新人王の一番手」と改めて能力の高さを絶賛した。

 今季はリリーフで開幕を迎え、主にセットアッパーとして6試合連続ホールドを記録するなど10試合で防御率0.63をマーク。5月8日のソフトバンク戦(みずほPayPay)から先発に転向し、以降はなかなか白星が付かなかったものの、今回を含め直近は6試合連続クオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)と安定感が光る。

 先発・金村の今季初白星でチームの連敗もストップ。番組MCの高木豊氏は「(これまで)ずっと良かったんですけど、今日は一番悪かったのに勝ち星が付いた。ちょっと流れが変わりそう」と背番号24の今後に期待を寄せた。


☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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