【ソフトバンク】モイネロ有言実行で“呪い”解いた!日本ハムに敵地3連勝 近藤健介3冠へ2差47打点

スポーツ報知

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2024.6.30(日) 16:46

モイネロ

◆パ・リーグ 日本ハム3―10ソフトバンク(30日・エスコンフィールドHOKKAIDO)

 ソフトバンクが今季7度目の同一カード3連勝を飾った。貯金最多を28に更新し、貯金がなくなった3位・日本ハムとのゲーム差を14に広げた。

 モイネロが躍動した。初回先頭の万波を見逃し三振に仕留めると、4回を除いて毎回走者を背負いながら、要所を締める投球。6回5安打無失点の9試合連続クオリティー・スタート(6投球回以上、自責3以下)で5勝目を挙げ、リーグトップの防御率をさらに1・43とした。

 チームは同一カード3連戦が続く5月24~26日のロッテ戦(ZOZO)から、今月25~27日のオリックス戦(京セラD)までの9カードで、3戦目は

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 2勝6敗1分けと黒星が先行し、3カード連続で白星がなかった。そのことを29日に聞いていたキューバ出身左腕は「“3戦目に勝てない呪い”を俺が解いてやる」と気合十分に話していたが、有言実行の快投となった。

 打線は4回先頭の栗原が、日本ハム先発・加藤貴の初球チェンジアップを完璧に捉えて右翼席に叩き込む先制の7号ソロ。「うまく反応し、いい回転で打つことができました」と笑顔を見せた。

 6回には1死から近藤が中前打で出塁し、続く正木が連日の適時二塁打となる左中間への長打で2点目を挙げた。「とにかくつないでいく意識で、コンタクトすることを考えました」。

 8回には無死一塁から近藤が左翼線へ適時二塁打。「(代走の緒方)理貢がよくホームまで走ってくれました」とたたえた。3試合連続の打点で今季通算「47」として、リーグトップ「49」の山川に2差まで迫った。本塁打の「13」と打率の「3割5分6厘」はいずれもリーグ首位で、いよいよ3冠王は目前だ。

 さらに広瀬の2点打、川瀬の適時打、周東の適時打も飛び出し、この回、打者一巡10人の攻撃で5点を奪った。9回も甲斐が適時二塁打、この日に1軍登録された代打・野村勇の適時打、途中出場の中村晃も適時打を放ち、3点を追加。ソフトバンクは敵地では今季最多17安打のヒットパレードとなった。

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