【楽天】早川隆久 “お兄ちゃん的存在”の右腕に投げ勝った
スポーツ報知
- ニュース
2024.6.8(土) 06:15
◆日本生命セ・パ交流戦 中日0―2楽天(7日・バンテリンドーム)
楽天・早川がほえた。2点リードの4回2死二、三塁。ビシエドを空振り三振に仕留め左拳を握った。7回6安打7奪三振で無失点。チームトップタイ4勝目で、チームを4連勝に導いた。交流戦単独首位もがっちり守り「本当に先輩方が守ってくれた。打たせて取ってっていうテンポで投げられた」と野手陣に感謝した。
尊敬する先輩に投げ勝った。涌井が22年11月に中日に移籍するまでの2年間で、多くを教わった。「あそこまで元気でやれてるのは、走ることが大事と学びました」。今季初めて開幕投手を務めた際には「緊張すると思うけど頑張れよ」と連絡をもらった。「他球団に行ってもお兄ちゃんという存在」という相手との投手戦を制し、格別の思いだった。
試合後、勝利をつかみ取った左手に5回に放ったプロ2本目の安打の記念球が握られていた。「おやじに渡そうと思って」。5日に62歳の誕生日を迎えた父・徳治さんへ、粋なプレゼントを持ち帰った。(西村 茂展)
関連ニュース
・【写真】楽天の夏限定ユニホームで早川隆久「勝利を届けられるように」
・早川隆久が7回無失点で4勝目 同期入団投手が繫いだ連勝に「自分も途切れさせるとはできない」
・早川隆久、4勝目スルリに「日頃の行いかな…」 まさかの「日頃の行い」かぶりに苦笑
・早川隆久が天敵セデーニョ封じに意欲「まずは自分らしい投球を」17日オリックス戦に先発
・早川隆久が“仲直り”で2勝目…4・19西武戦5失点で女房役・太田に不満も本拠地で息ぴったり