西武の開幕投手・今井が7回無失点11奪三振の快投! 谷繁氏「球速も上がり迫力が増した」と驚嘆

ベースボールキング

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2024.3.30(土) 07:10

西武・今井達也 (C) Kyodo News

高めの直球で相手打者を翻弄した今井の投球に絶賛の嵐!

 西武は29日、今季開幕戦で楽天と対戦し、1-0と接戦を制した。自身初の開幕投手となった西武先発・今井達也は、昨季楽天との対戦で6勝0敗・防御率0.87の「楽天キラー」。初回から1番茂木栄五郎、3番小郷裕哉を空振り三振に打ち取り、三者凡退と好発進。5回に一死から3番小郷に初ヒットを打たれるも、続く4番浅村栄斗を154km/hの直球で空振り三振、5番島内に156km/hの直球でセンターフライに打ち取った。
 
 今井はその後も切れ味抜群のスライダーと力強い直球で、6回まで楽天打線から毎回の10奪三振と好投。7回116球を投げ、2安打1四球無失点11奪三振とチームに勝利を呼び込む圧巻の投球を披露した。

 初の大役を立派に勤め上げた西武のエースに、29日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも大きな注目が集まった。

 解説の大矢明彦氏は「楽天の打者が、高めの直球を皆振らされていた。それだけ打者の方が押されていた」と今井の直球の威力を絶賛。MCの谷繁元信氏が「パワーアップしているような、球速も上がっているし、迫力を感じた」と述べると、解説の館山昌平氏は「投げ方がシンプルになった。スライダーも140km/h台が出ているので、かなりやっかい。低めに目線が向いたところで高めの直球を振らされてしまう。」と分析。「打者が高めのストレートを、捕手のミットに着いてから振っているような感じだった」と2つの球種を効果的に投げ分けた今井の巧みな投球に賛辞を送った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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