【西武】今井達也が楽天戦10連勝!同い年ライバルとの投げ合い「絶対に勝ってやろうと」

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2024.3.30(土) 06:30

ウイニングボールを手に開幕勝利を挙げ笑顔の今井達也(カメラ・池内 雅彦)

◆パ・リーグ 楽天0―1西武(29日・楽天モバイル)

 楽しんでいた。重圧がかかるはずの初めての開幕投手。西武・今井はマウンドで余裕すら見せていた。楽天先発の早川とは作新学院3年の2016年夏の甲子園準々決勝で対戦し、3―1で投げ勝っている。この時以来の対戦を「絶対に投げ勝ってやろうと思った」。同い年のライバルとの投げ合いが刺激になった。

 長髪をなびかせ、最速157キロの速球に得意のスライダーを投げ込んだ。7回を2安打、11奪三振で無失点にまとめた。「イニングより三振の数が多かったのでよかったです」と息をついた。今井に大役を託した首脳陣は練習する姿勢を評価。投手陣最年長の増田も「責任感が出てきたのでは」と成長に目を細めている。

 楽天戦は21年から10連勝とキラーぶりは変わらず。「いいスタートが切れたと思います」。エースで“ロンゲ部”部長の高橋が右肩の張りで出遅れる中、副部長の今井が先発陣を支えていく。(秋本 正己)

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