西武から退団が発表された内海哲也ファーム投手コーチが６日、所沢市内の球団施設で行われたファームの練習に参加。７日が練習休日で８日にはチームがフェニックス・リーグへ向けて宮崎入りするため、西武での練習参加は最後となった。

　練習後、取材に応じた内海コーチは「いやもう感謝しかありません、その言葉に尽きると思います」。現役で４年、コーチで１年在籍した西武への感謝の思いを口にした。

　在籍中は、現役だった４年間でわずか２勝。「当初の目標だったチームに貢献するということができなくて、つらいときが結構多かったですけど、その中でも温かく応援してくれましたし、ベテランと言われる年齢だったですけど、チームの一員として迎え入れてくれたんで、一生懸命頑張りました。とにかくその年齢で新しい環境に来ていろいろなものを経験できたというのは、財産になったと思います」と振り返った。

　古巣の巨人が投手コーチとして招へいを検討しており、今後について具体的なことには言及しなかったが「ライオンズで外部の講師の方を雇って頂いて、いろいろ勉強させてもらったことの中に、学びを続けることの大事さっていうのを教えて頂いたんで、学び続けることを忘れずに頑張りたいなと思います」と前向きに話していた。

関連ニュース

・【西武】公式パフォーマンスチーム「ｂｌｕｅｌｅｇｅｎｄｓ」２０２４シーズンのメンバー募集中
・【西武】走魂賞９月・１０月度の投票受付中　１軍は田村伊知郎、佐藤龍世、２軍は宮川哲、山村崇嘉、長谷川信哉をノミネート。
・【西武】内海哲也ファーム投手コーチが退団　投手コーチとして巨人復帰へ
・【西武】山川穂高、妻の支えに感謝「こんな僕でも優しくしてくれた」不祥事話し「叱られました」…復帰への思い語る
・【西武】ブルックス・クリスキー投手が４日に米国へ帰国と発表　来季も残留の見通し