オリックスが3年連続15度目のリーグ制覇!真中満氏「この試合がまさに今年のオリックスを象徴していた」
ベースボールキング
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2023.9.21(木) 06:44
パ・リーグ3連覇を達成し、胴上げされるオリックスの中嶋聡監督 (C)Kyodo News
◆ 球団45年ぶりの3連覇達成優勝マジックを「2」としていた首位・オリックスは20日、2位のロッテとの直接対決に6-2と逆転勝利し、見事3年連続15度目のパ・リーグ制覇を成し遂げた。
オリックス打線はロッテ先発・カスティーヨの前に6回途中まで3安打無得点。それでも2点を追う7回、3番手の横山陸人に対し二死から5番・ゴンザレスが二死から死球で出塁すると、暴投で二死二塁になったあと、6番・杉本裕太郎の中前適時打で1点差に迫る。
さらに、7番・T-岡田が四球でつなぐと、8番・紅林弘太郎の右前適時打で二走・杉本が激走で同点の生還。場内の興奮冷めやらぬ中、9番・野口智哉も右前適時打で続き一気に3-2と逆転。その後も1番・中川圭太、2番・西野真弘の連続適時打で3点を追加し、二死から四球を挟む5連続適時打で一挙6点のビッグイニングとなった。
4点リードに変わった8回以降は宇田川優希、山﨑颯一郎が1イニングずつ無失点でつなぎ、見事パ・リーグ3連覇を達成した。
3連覇を達成したオリックスについて、20日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の井端弘和氏は「日替わりでヒーローが誕生したり、ある程度1軍、2軍の選手をたくさん起用しての優勝だったと思いますので、総合力で掴み取った3連覇でしたね」とオリックスの層の厚さを手放しで称賛。
また同番組に出演した解説者の真中満氏は「この優勝を決めた試合がまさにオリックスを象徴しているような感じでしたね。先発投手が早いイニングで降板しても、中継ぎがしっかり粘ってゲームを作り、そして終盤に逆転するという、本当に投打ともにバランスの良い「しぶといオリックス」だなと改めて感じました。本当に1年間強いチームでした」と今年のチームの強さを称えた。
オリックスの3連覇は、4連覇を成し遂げた1978年の阪急時代以来、球団45年ぶりの快挙に。2位・ロッテに14.5ゲーム差をつけ独走でのリーグ優勝となった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』