敗れてもなお「強いチームだと感じた」 首位・オリックス打線を解説陣が評価

ベースボールキング

  • ニュース

2023.5.12(金) 07:14

若月健矢 [写真=北野正樹]

◆ あっさり退かない猛牛打線

 オリックスは11日の楽天戦に3-7で敗れ、同一カード3連勝とはならず。それでも下位打線の連打で見せ場も作った。

 同日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した野球解説者の野村弘樹さんは「敗れはしたんですけど、強いチームだなと感じたのが7回」とコメント。

 すでに7点差がつき大勢は決していたが、二死無走者から6番・ゴンザレスが右安打で出塁すると、若月健矢も右安打で続きチャンスメーク。8番・紅林弘太郎と9番・大城滉二の連続適時二塁打で、楽天先発の則本昂大から3得点を奪った。

 野村さんが「二死から下位打線に入り4連打で3得点。下位打線からこうやって攻めてくるのは不気味」と評すれば、同じく番組に出演した大矢明彦さんも「主力がいない中で、こうやって大差で負けていてもゲームを捨てずに点を取っておくということはすごく大事」と評価。「今日はやられたな、ということがないのが強さの秘訣だと思う」と続けた。

 11日終了時点で首位に立つオリックスは、ここまで12球団最多の128得点をマーク。打線の中軸を担う杉本裕太郎に続き、森友哉も戦線を離脱してしまったが、打線のつながりが光っている。

▼ オリックス・5月12日のスタメン
1.(右)茶野
2.(左)福田
3.(中)中川圭
4.(一)頓宮
5.(三)宗
6.(指)ゴンザレス
7.(捕)若月
8.(遊)紅林
9.(二)大城

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2023』

記事提供:

ベースボールキング