ソフトバンク、サヨナラ勝ちで連敗脱出 V打の栗原「思い切っていきました」

ベースボールキング

  • ニュース

2023.5.4(木) 19:21

延長11回裏にサヨナラ打を放つソフトバンク・栗原 (C)Kyodo News

○ ソフトバンク 8x - 7 オリックス ●
<6回戦・PayPayドーム>

 ソフトバンクは今季2度目のサヨナラ勝ち。連敗を4で止め、借金生活突入を回避した。

 試合は序盤から点の取り合い。ソフトバンク先発の和田は、オリックス・中川圭に適時三塁打と左越えソロを浴びるなど、4回7安打3失点で降板した。打線は粘り強く反撃。1点を追う4回は3番・近藤が3号3ランを右翼テラス席へ運ぶと、再び2点ビハインドとなった8回は、1番・中村晃が2号2ランを右翼席へ運び追いついた。

 延長11回は先頭・近藤の四球、続く柳田の中前打で無死一、二塁とし、5番・栗原がサヨナラ打を右中間へ運んだ。投手陣は同点の9回からオスナ、モイネロの勝ちパターンを投入。イニングまたぎで2回無失点と力投したモイネロに今季初白星が記された。

 サヨナラ犠飛を放った4月11日の日本ハム戦(PayPayドーム)に続き、今季2本目のサヨナラ打を放った栗原は「バントもあると思いましたが『打て』のサインだったので思い切っていきました」と笑顔。この日はサヨナラ打含む3安打3打点と大活躍。「たくさんのお客さんに来ていただいている中で、昨日、一昨日と不甲斐ない試合をしてしまった。今日は勝ててよかったです」と、大観衆の前での連敗ストップを喜んだ。

記事提供:

ベースボールキング