鷹・栗原、適時打締めでOP戦1位の打率.415 完全復活&タイトル獲得に期待大

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2023.3.26(日) 17:51

ソフトバンク・栗原陵矢 (C) 産経新聞社

○ 広島 8 - 3 ソフトバンク ●
<3月26日 マツダスタジアム>

 ソフトバンクの栗原陵矢外野手(26)が26日、広島とのオープン戦に「4番・三塁」で先発出場。第3打席に痛烈な右前適時打を放ち、打率.415で“オープン戦首位打者”に輝いた。

 6回の第3打席、二死二塁の好機で広島の中継ぎ右腕・アドゥワと対戦。4球目の低め直球を捉えた打球は右前適時打となり、「打ったのは真っ直ぐです。自分のバッティングをしようと集中して打席に入りました。しっかりと自分のスイングをすることができたと思います。チャンスで一本打つことができてよかったです」とコメントした。

 オープン戦ラストゲームは3打数1安打1打点、1四球1三振の打撃結果。最後は21日の日本ハム戦(エスコンF)から3度のマルチ安打含む5試合連続安打で締め、オープン戦首位打者だけではなく4本塁打、11打点はともに全体2位。OPS1.177は規定打席到達者の中では断トツだった。

 昨年は開幕5試合目に左膝を負傷。「左膝前十字靭帯断裂、また左外側半月板損傷の疑い」と診断され、残りのシーズンは全休した。復活を目指す今季は三塁にコンバートされ、春季キャンプから守備練習にも注力。オープン戦では万全の仕上がりを見せ、レギュラーシーズンでは完全復活とともに打撃タイトル獲得の期待もかかる。

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