【ソフトバンク】首位西武に0・5ゲーム差 9回締めた藤井皓哉は戦力外、独立L、育成経験の苦労人
スポーツ報知
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2022.8.12(金) 06:10
◆パ・リーグ ロッテ3ー4ソフトバンク(11日・ZOZOマリン)
6球連続の直球勝負でねじ伏せた。1点リードの9回2死。藤井は152キロ直球で、前日一発を浴びた荻野貴を空振り三振に仕留めた。2連投中でベンチを外れたモイネロに代わる抑えとして、今季2セーブ目。「周東さんに助けられました。チームが勝てて良かった」。先頭の代打・菅野のセンターへの大飛球を好捕した先輩に感謝した。
20年オフに広島を戦力外となり、昨季は四国IL高知でプレー。今季育成で入団し、開幕前に支配下登録された右腕だが、今や救援陣の大黒柱だ。36試合で防御率0・72。千賀の“お化けフォーク”をほうふつとさせる落差の大きい必殺球を武器に、奪三振率12・66、被打率0割7分6厘と驚異的な数字が並ぶ。
チームは今季7度目の同一カード3連勝。首位西武に今月1日以来の0・5ゲーム差と肉薄した。「一番信頼できる投手ということで(9回は)藤井でいきました」と藤本監督。強力すぎる新戦力がV奪回への切り札だ。(中村 晃大)
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