9月25日、ロッテ浦和球場で行われたイースタン・リーグ公式戦、千葉ロッテ対埼玉西武17回戦は、14対2で埼玉西武が快勝した。
埼玉西武は1点を追う3回表、渡部健人選手と牧野翔矢選手の連打で無死2、3塁。佐藤太陽選手の内野ゴロで同点に追いつき、続く岸潤一郎選手の適時打で2対1と勝ち越す。5回表に佐藤太選手の適時三塁打などで2点を追加。
6回表は埼玉西武打線がつながった。先頭の蛭間拓哉選手、野村大樹選手、渡部健選手の3連打で5点目を挙げる。なおも1死満塁とチャンスを広げ、代打・松原聖弥選手が走者一掃の適時三塁打。代打・川野涼太選手も適時打で続き、この回5点を加えた。
7回表、渡部健選手と牧野選手の連打で10点目をたたき出す。8回表は2死から満塁とし、渡部健選手がこの日4安打目となる適時内野安打を放つなど、13対2と突き放す。9回表も途中出場のモンテル選手に適時二塁打が出て、5回以降毎回得点を重ねた。
投手陣は細かなリレーでリードを守りきった。先発・豆田泰志投手は2回裏に1死1、3塁から犠飛で先制を許すも、2回2安打1奪三振1失点と最少失点でしのぐ。2番手・佐藤隼輔投手は2回1安打2四球無失点。
3番手・青山美夏人投手が5回裏、1死2塁から安打と失策が絡んで1点を返されたが、6回裏を3者凡退に。試合終盤は佐々木健投手、宮澤太成投手が抑えている。
2桁安打2桁得点を記録した埼玉西武は、渡部健選手が4安打3打点、牧野選手が3安打1打点、川野選手が2安打1打点と活躍。チームも引き分けを挟んだ連勝を「5」に伸ばした。
一方、千葉ロッテは今季の本拠地最終戦を勝利で飾れず4連敗。先発・田中楓基投手は中盤に崩れ、6回途中11安打1四球9失点だった。
123456789 計
西 002025131 14
ロ 010010000 2
西 豆田泰志-○佐藤隼輔-青山美夏人-佐々木健-宮澤太成
ロ ●田中楓基-中村稔弥-ゲレーロ-坂本光士郎
文・菊地綾子
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【ファーム】渡部健人が4安打3打点、牧野翔矢は3安打1打点! 埼玉西武5連勝
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2025.9.25(木) 15:18
