8月13日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と千葉ロッテの第21回戦は、6対4で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテの先発・サモンズ投手は初回、2死1塁からボイト選手の11号2ランで先制を許す。それでも2回裏を3者凡退とすると、以降は毎イニング走者を背負いながらも要所を抑え、6回100球6安打2四死球6奪三振2失点で降板した。
打線は4回表、岡大海選手の二塁打、ソト選手の四球と犠打で1死2、3塁から、山本大斗選手の2点適時打で同点に追い付く。さらに安田尚憲選手、小川龍成選手の連打で2死満塁と好機を拡大。ここで高部瑛斗選手に2号満塁本塁打が飛び出し、4点を勝ち越した。
7回からは小野郁投手、高野脩汰投手がそれぞれ1イニングを無失点で抑える。9回裏は廣池康志郎投手が1死満塁のピンチを招いたところで降板。代わった横山陸人投手は、宗山塁選手の犠飛などで2点を失ったが、リードは守りきり6対4で試合終了。
勝利した千葉ロッテは、サモンズ投手が7月5日以来の5勝目。打線では、山本選手が2安打2打点の活躍を見せるなど、計13安打で6点を挙げた。一方の東北楽天は、先発・荘司康誠投手が3.2回87球5安打3四球6奪三振5失点と試合をつくれず。打線は最終回に2点差まで追い上げたが、あと一歩及ばなかった。
123456789 計
ロ 000600000 6
楽 200000002 4
ロ ○サモンズ-小野郁-高野脩汰-廣池康志郎-S横山陸人
楽 ●荘司康誠-則本昂大-津留崎大成-加治屋蓮-宋家豪-江原雅裕
文・西嶋葵
高部瑛斗が勝ち越しの満塁ホームラン! 計13安打6得点の千葉ロッテ勝利
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2025.9.13(土) 18:19
