8月23日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと福岡ソフトバンクの第21回戦は、8対3で北海道日本ハムが勝利した。
北海道日本ハムは2回裏、先頭のレイエス選手に26号ソロが生まれ、先制に成功する。続く、野村佑希選手、石井一成選手の連打で無死1、3塁の好機をつくると、万波中正選手の適時打、水野達稀選手の押し出し四球、水谷瞬選手の内野ゴロ間にそれぞれ1点を加え、この回4点を挙げた。
先発の福島蓮投手は3回まで無失点の投球を続けるも、4回表に牧原大成選手の3号2ランで2点を失う。打線はその裏、2死1、3塁から清宮幸太郎選手が適時打を放ち、すぐさま1点を返した。福島投手は、5回85球3安打3四球7奪三振2失点と試合をつくり降板。
打線は6回裏に清宮選手の2打席連続となる適時打、7回裏にはレイエス選手に今試合2本目の27号ソロ、石井一成選手に3号ソロが生まれ、点差を6点に広げる。6回表からはドラフト1位ルーキー・柴田獅子選手がプロ2度目の登板。2.2回を1失点の内容だった。8回途中からは上原健太投手、9回表は金村尚真投手が無失点でつなぎ、8対3で試合終了。
勝利した北海道日本ハムは、首位攻防戦3連戦の勝ち越しを決め、ゲーム差を「1.5」とした。先発の福島投手が3勝目をマーク。12安打8得点の打線では、レイエス選手が2本塁打2打点、石井選手が3安打1本塁打、清宮選手が3安打2打点の活躍を見せている。
敗れた福岡ソフトバンクは、先発・有原航平投手が6回9安打97球2四球2奪三振6失点の内容。牧原大選手が3安打3打点1本塁打、山川穂高選手が2安打を放つなど計9安打も、好機を生かしきれなかった。
123456789 計
ソ 000200010 3
日 04010120X 8
ソ ●有原航平-前田悠伍-津森宥紀
日 ○福島蓮-柴田獅子-上原健太-金村尚真
文・香山唯
12安打8得点の北海道日本ハムが鷹に連勝 福島蓮は5回2失点で3勝目
パ・リーグ インサイト
2025.8.23(土) 17:24
