8月16日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第19回戦は、7対2で千葉ロッテが勝利した。
千葉ロッテは初回、先頭の藤原恭大選手が安打と盗塁で2塁に進み、続く西川史礁選手の適時打で先制に成功。2回表には宮崎竜成選手、藤原選手、高部瑛斗選手、寺地隆成選手と4本の適時打が生まれ、一挙5得点の猛攻を見せた。4回表にも2死3塁から安田尚憲選手が適時二塁打を放ち、さらに1点を追加する。
先発の小島和哉投手は2回裏、4回裏と無死1、2塁のピンチを招くも抑えて5回まで4安打無失点。6回裏に山川穂高選手の19号ソロ、8回裏は野村勇選手の11号ソロを浴びたが、失点は本塁打のみとし、今季最長タイとなる8回117球8安打2四球10奪三振2失点の好投でマウンドを降りた。
9回裏は益田直也投手が無失点で締め7対2で試合終了。勝利した千葉ロッテは続いていた連敗を7で止めた。計15安打7得点の打線は藤原選手が3安打1打点、西川選手、安田選手が2安打1打点の活躍。先発の小島投手は7月20日以来約1カ月ぶりとなる5勝目をマークした。
敗れた福岡ソフトバンクは先発の有原航平投手が4回72球11安打2奪三振7失点(自責点3)と試合をつくることができなかった。打線は、山川選手が3安打1本塁打、野村選手が2安打1本塁打も、ソロ本塁打による2得点に終わった。
123456789 計
ロ 150100000 7
ソ 000001010 2
ロ ○小島和哉-益田直也
ソ ●有原航平-木村光-ヘルナンデス-津森宥紀-大江竜聖
文・香山唯
藤原恭大が3安打の活躍 15安打7得点の猛攻で千葉ロッテ連敗ストップ
パ・リーグ インサイト
2025.8.16(土) 17:04
