8月9日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対中日16回戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利した。

　打線は3回裏、先頭の緒方理貢選手が安打で出塁し、盗塁で2塁へ。1死から石塚綜一郎選手の適時二塁打が生まれ、先制に成功した。先発・東浜巨投手は序盤3回を無失点に抑えるも、4回表に板山祐太郎選手の4号ソロを被弾。4回2安打1失点で降板した。

　2番手・大野稼頭央投手は1.2イニングで4四球と制球が定まらず、6回表の途中で降板。続くピンチを岩井俊介投手が抑え、7回表も2三振など3者凡退で終える。8回以降は大山凌投手、伊藤優輔投手がつなぎ、9回裏の攻撃へ。

　9回裏、2死から石塚選手が三塁打で出塁。笹川吉康選手は四球で1、3塁とすると、秋広優人選手がライトへ適時打を放ち、試合を決めた。サヨナラ勝利の福岡ソフトバンクは、ウ・リーグ首位浮上。石塚選手はいずれも得点に絡む2安打を記録した。

　 １２３４５６７８９　 計
中 ０００１０００００　 １
ソ ００１０００００１Ｘ ２

中 草加勝-祖父江大輔-齋藤綱記-近藤廉-●勝野昌慶
ソ 東浜巨-大野稼頭央-岩井俊介-大山凌-○伊藤優輔

文・丹羽海凪

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