7月6日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対中日12回戦は、6対2で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンクの先発・前田純投手は初回2死から連続二塁打で先制を許したが、4回、5回を3者凡退に抑えるなど立て直す。しかし、1対1で迎えた7回表に無死満塁のピンチを招き、カリステ選手の適時打で勝ち越しを許したところで降板。無死満塁で登板した2番手・上茶谷大河投手は、併殺打と二ゴロで火消しに成功した。
一方の打線は、1点を追う2回裏に笹川吉康選手の内野安打と秋広優人選手の安打で1死1、3塁とし、中澤恒貴選手の犠飛で同点に追い付く。以降は6回まで相手先発の三浦瑞樹投手を前に2塁を踏めなかったものの、勝ち越しを許した直後の7回裏、2番手・石川翔投手を捉える。廣瀬隆太選手の二塁打と笹川選手の四球で無死1、2塁とし、秋広選手の2点適時三塁打ですぐさま逆転。なおも無死3塁で中澤選手も適時二塁打を放ち、4点目を挙げた。
8回表は3番手・アルメンタ投手が3者凡退に抑えると、直後の8回裏に先頭・イヒネイツア選手の二塁打などで1死3塁とし、廣瀬選手が適時打を放った。さらに、続く笹川選手の二塁打に敵失が絡み、スコアは6対2に。最終9回表もアルメンタ投手が無失点で締めた。
勝利した福岡ソフトバンクは、先発・前田純投手が6.0回90球10安打1四球3奪三振2失点と粘投。中継ぎ陣も無安打無失点でつないだ。打線は廣瀬選手、笹川選手、秋広選手が2安打を記録するなど、計9安打で6得点挙げた。
123456789 計
中 100000100 2
ソ 01000032X 6
中 三浦瑞樹-●石川翔-高橋幸佑-梅野雄吾
ソ 前田純-○上茶谷大河-アルメンタ
文・丹羽里歩子
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2025.7.6(日) 15:53
