7月17日、タマホームスタジアム筑後で行われたウエスタン・リーグ公式戦、福岡ソフトバンク対オリックス22回戦は、7対4で福岡ソフトバンクが勝利した。
福岡ソフトバンク先発の大竹風雅投手は、初回に安打と連続四球で1死満塁のピンチを招くと、山中稜真選手に適時打を浴び2失点。その後2死1、3塁の場面で重盗により1点を失った。2回表には暴投で1点を献上し、2回36球3安打2四球4失点でマウンドを降りた。
一方の打線は4点を追う2回裏、先頭・石見颯真選手の安打などで無死1、2塁から、牧原巧汰選手の適時二塁打とシモン選手が犠飛で2点を返す。4回裏にはシモン選手が適時二塁打を放ち、3対4と1点差に詰め寄った。
続く5回裏には2安打と四球で無死満塁の好機を演出。1死から悪送球により同点に追い付くと、牧原巧選手の押し出し四球で勝ち越しに成功する。さらに押し出し四球と相手失策で2得点を挙げ、スコアを7対4とした。
リリーフ陣は3回表から登板した木村大成投手が2回パーフェクトでつなぐと、以降は5投手が2安打無失点リレーを披露。リードを守り、鷹が逆転勝利を収めた。打ってはシモン選手が公式戦初安打を含む1安打3打点、井上朋也選手が2安打を記録している。
敗れたオリックスは、先発の芦田丈飛投手が4回88球5安打1四球4奪三振3失点(2失点)で降板。2番手・山下舜平大投手が0.1回3失点を喫するなど、リードを守り切れず。守備でも3失策と課題が残る試合となった。
123456789 計
オ 310000000 4
ソ 02014000X 7
オ 芦田丈飛-●山下舜平大-川瀬堅斗-博志
ソ 大竹風雅-木村大成-○村田賢一-岩井俊介-アルメンタ-上茶谷大河-S尾形崇斗
文・筒井真桜
【ファーム】シモンが公式戦初安打を含む1安打3打点 逆転勝利で鷹4連勝
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2025.7.17(木) 17:00
