◇東北楽天対福岡ソフトバンク 第13回戦(12日・楽天モバイルパーク宮城)
東北楽天の瀧中瞭太投手が、9回112球4安打無四死球2奪三振無失点でプロ初完投、初完封勝利を挙げた。
初回は先頭・周東佑京選手の安打を皮切りに2死3塁のピンチを背負ったが、後続の近藤健介選手を3球で中飛に打ち取り、無失点で切り抜ける。2回以降は、安定した投球で6回まで1安打、4回からは3イニング連続で3者凡退とした。
7回表2死から4イニングぶりの安打を浴びるも、得点圏には進ませない。8回表は再び3者凡退に抑え、7点リードの9回表のマウンドへ。先頭打者に安打を許したが、後続を2者連続で凡打に仕留めると、最後は柳町達選手を見逃し三振に抑え、プロ初完投、初完封勝利をマークした。
前回登板(5日、北海道日本ハム戦)では2本塁打を含む9安打を浴び、3.1回5失点と悔しさの残る登板となったが、今試合では抜群の投球で4勝目を手にしている。
文・西嶋葵
瀧中瞭太がプロ初完投初完封勝利 鷹打線を4安打に封じ4勝目をマーク
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2025.7.12(土) 19:15
