4月23日、エスコンフィールドで行われた北海道日本ハムと東北楽天の第5回戦は、8対3
で東北楽天が勝利した。
東北楽天は初回、小森航大郎選手の四球と浅村栄斗選手の安打で1死1、3塁から、敵失で1点を先制する。なおも1死1、2塁から、捕逸により2、3塁に走者を進めると、渡邊佳明選手の内野ゴロの間に1点を追加。続く2死3塁の場面で村林一輝選手が適時打を放ち、初回に計3得点を挙げた。
援護をもらった瀧中瞭太投手は、3回まで無安打無四死球と完全投球を披露。4回裏は1死1、2塁と得点圏に走者を背負うも、右翼手・渡邊佳明選手の好守備もあり、無失点で切り抜ける。5回裏を3者凡退に打ち取ると、6回裏、7回裏にそれぞれソロ本塁打を被弾するも、流れは渡さず最少失点で切り抜けた。
打線は6回表、2死2塁から代打・鈴木大地選手が適時打を放ち1点を追加。小深田大翔選手が安打でつなぎ、なおも2死1、2塁と好機を演出すると、浅村選手の4号3ランでこの回4得点。8回表にも1死3塁から鈴木大選手がピッチャー強襲の適時内野安打を放ち、スコアを8対2とした。
瀧中投手は8回裏も続投。先頭に安打を浴びるも後続を3人で打ち取り、8回98球5安打無四死球4奪三振2失点でマウンドを降りた。7点リードの最終9回裏は、江原雅裕投手が1点を失うも、続く2死1、3塁の場面は鈴木翔天投手が締め、試合終了。4連勝した東北楽天は、瀧中投手が2勝目をマーク。打線は、浅村選手が本塁打含む3安打3打点、村林一輝選手が3安打1打点、鈴木大地選手が途中出場ながら2安打2打点を記録するなど、計13安打で8得点を挙げた。
一方、敗れた北海道日本ハムは、来日初先発となった古林睿煬投手が5.2回104球9安打3四球5奪三振7失点(自責点5)とほろ苦いデビュー戦に。打線は、9回裏にレイエス選手がチーム2試合ぶりの適時打を放つなどつながりを見せたが、反撃は及ばなかった。
123456789 計
楽 300004010 8
日 000001101 3
楽 ○瀧中瞭太-江原雅裕-鈴木翔天
日 ●古林睿煬-齋藤友貴哉-宮西尚生-福谷浩司
文・横山蒼
瀧中瞭太が8回2失点で2勝目 13安打8得点と投打かみ合い東北楽天4連勝
パ・リーグ インサイト
2025.4.23(水) 21:31
