
日本ハムの新庄剛志監督(53)が27日、1日から始まる台湾シリーズで、昨年の巨人に負けない盛り上がりを見せることを誓った。「昨年、ジャイアンツが台湾のチームと試合をしているのを見て腹が立ちました」と冗談交じりに語り、「真っ向勝負で挑む」と意気込んだ。
昨年3月に台北ドーム(以下、台北D)開業記念と読売巨人軍90周年記念親善試合は、台湾プロ野球史上最多の3万7890人が来場するなど大盛り上がりをみせた。それをテレビで見ていた指揮官は対抗心を燃やし、フロントへ「来年は必ずファイターズが(台湾と)試合をやりたい」と直談判。かつて陽岱鋼や王柏融が在籍したつながりも深い台湾への熱い思いを語り実現した。
待ち望んだ試合に台湾も“熱烈歓迎”だった。現地時間の午後0時45分、台湾の桃園国際空港に到着後、選手会長の松本剛とともに花束を受け取り、待ち構えていた約100人の現地メディアやファンにサインや写真を求められるなど歓迎ムードだった。
また、1日のスタメンと2日の先発投手を発表。1日の先発投手には昨季、育成加入した台湾出身右腕の孫を指名。3番には清宮幸、4番には野村など主力メンバーが名を連ね、2日の先発はエースの伊藤が指名された。
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