【西武】高橋光成12勝フォーム捨て「理想のボール」追究 さらなる進化目指すエースを担当記者が見た

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西武・高橋は平均球速アップのためフォーム改造に着手

 西武・高橋光成投手(25)が11日、沖縄・宮古島市で行っている自主トレを公開した。昨季、チームトップの12勝を挙げた右腕は、直球の平均球速を150キロ台に上げるべくフォーム改造に着手。さらなる進化を目指すエースの姿を担当の秋本記者が「見た」。

 日焼けした笑顔から充実ぶりがうかがえた。この日、宮古島の最高気温は25度。温暖な気候の下、高橋は4日にスタートとした自主トレを順調に過ごしている。2勤1休のペースも「朝9時から夜まで野球漬け。この方が一日、出し切れます」と満足げに話した。

 昨季、チームトップとなる自己最多の12勝を挙げたエースは、140キロ台後半だった直球の平均球速を150キロ台にすることを目標に掲げる。そこで取り組んでいるのがフォームの改造。テイクバックで腕を大きく回すのではなく、トップを小さく、早くつくってムダな動きを減らそうとしている。「腕を小さく回した方が速くなる。腕を速く振れれば、球速が速くなる」と狙いを説明した。練習ではバレーボールよりやや小さめのボールを右肩の上に乗せ、腕を振り、動きを確認。「ボールが飛び出す方向で、腕がきれいに回転できるかできないかチェックできます」と地味な練習を繰り返し、丁寧にこなしていた。

 投手にとってフォームに手を入れるのは勇気が必要なはずだが、高橋は言い切った。「怖さはないですね。理想のボールを投げることを追いかけているだけなので、これっていうボールが投げられるまでは」と現状に満足することはない。昨年まで2年連続で開幕投手を務めた。今季もその座をつかむことは有力だが「理想とするフォームでボールを投げることだけに集中しています」と大役には目もくれず、フォーム改造にすべてを注ぐ。昨年12月の契約更改交渉では球団に将来のメジャー移籍を直訴。フォーム改造、平均球速150キロ台のその先には、大きな夢が待っている。

 ◆平良もう149キロ

 〇…今季から先発に転向する平良が、すでにブルペンで149キロを記録したと明かした。高橋、平井らとともに宮古島で自主トレ中。練習では球の回転数などの測定器「ラプソード」で球質をチェックしている。「まだやったことのないポジションなので万全で備えている。100球投げても球速があまり変わらないところを目指していきたい」と意気込んだ。

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