戦評
7月18日、楽天生命パーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第14回戦は、8対3で東北楽天が勝利。
東北楽天は1回裏、2つの四球で2死1、2塁とすると、5番・鈴木大地選手がライト前への適時打を放ち、1点を先制する。続く2回裏には、先頭の山崎剛選手の安打と盗塁などで2死3塁として、辰己涼介選手の右中間を破る適時三塁打でリードを2点に広げる。
先発は今季初先発の藤平尚真投手。初回はオリックス打線を3者凡退に抑えると、2回表は3四球で2死満塁のピンチを招きながらも無失点で切り抜ける。しかし3回表には2死1、2塁から杉本裕太郎選手に適時打を浴び、1失点。その後は最少失点で切り抜けると、続く4回表を3者凡退に打ち取った。
5回表からは渡邊佑樹投手が登板するが、2死球で1死1、2塁として吉田正尚選手から空振り三振を奪ったところで3番手・西垣雅矢投手へスイッチ。しかし西垣投手は四球を与えて満塁となり、マッカーシー選手の2点適時二塁打で逆転を許してしまう。
打線は直後の5回裏、1死1、2塁の好機を得ると、鈴木選手の安打に失策が絡んで同点に追い付く。さらに相手の暴投で4対3と勝ち越し、続く6回裏には、無死1、3塁として辰己選手のセーフティースクイズ、銀次選手の適時二塁打で2点を追加。7回裏にも小深田大翔選手、辰己選手の連続適時打が飛び出し、リードを5点に広げた。
6回表は宋家豪投手がマウンドへ上がり、1イニングを無失点に抑える。その後は西口直人投手、安樂智大投手が要所を締める投球でつなぐと、最終回は松井裕樹が3者連続三振を奪い、試合終了。
勝利した東北楽天は、久しぶりの先発マウンドとなった藤平投手が4回2安打4四球2奪三振1失点。5回以降は6人の投手リレーでつなぎ、4番手の宋家豪投手が4勝目を挙げた。打線では、鈴木大選手が先制打を含む4安打の活躍。西川遥輝選手の新型コロナウイルス陽性判定を受け、急きょスタメン起用となった辰己選手も3打点をマークした。
敗れたオリックスは、先発のワゲスパック投手が5回途中5安打4四球4奪三振3失点(自責点2)、リリーフ陣は四死球から崩れるなど5失点。打線も再三のチャンスを生かしきれなかった。
バッテリー
![]() E
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藤平、渡邊佑、西垣、宋家豪、西口、安樂、松井裕 - 太田 |
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![]() B
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ワゲスパック、K-鈴木、張、能見 - 頓宮、若月 |
注目プレー
スコアプレー
スターティングメンバー
東北楽天
投手 | 選手名 | 投打 | 防御率 | ||
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先発 |
![]() |
46藤平 尚真 | 右右 | 3.00 |
控え選手
東北楽天
オリックス
審判
審判 | 本田 英志 | 塁審(一) | 長井 功一 |
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塁審(二) | 原 信一朗 | 塁審(三) | 牧田 匡平 |
観客数 / 試合時間
観客数 | 17,774人 |
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試合時間 | 3時間42分 |
暫定的な途中結果データであり、最終的に更新される場合もございます。