先発全員安打の鷹が4連勝! モイネロは5回1失点で11勝目

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2025.9.17(水) 21:27

福岡ソフトバンクホークス・モイネロ投手 ©パーソル パ・リーグTV
福岡ソフトバンクホークス・モイネロ投手 ©パーソル パ・リーグTV

 9月17日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと埼玉西武の第23回戦は、11対8で福岡ソフトバンクが勝利した。

 福岡ソフトバンクの先発・モイネロ投手は2回表、先頭・渡部聖弥選手の10号ソロで先制点を献上。すると打線は2回裏、栗原陵矢選手の四球、山川穂高選手と谷川原健太選手の安打で無死満塁とすると、2死から2者連続押し出し四球で逆転に成功。なおも2死満塁で、牧原大成選手の2点適時打、中村晃選手の2点適時三塁打、栗原選手の適時打でリードを広げる。

 さらに3回裏には、谷川原選手の二塁打と海野隆司選手の安打で無死1、3塁とし、野村勇選手と周東選手の連続適時打で2点を追加すると、栗原選手にも適時打が飛び出し、11対1と突き放した。

 大量援護を受けたモイネロ投手は3回表、1死から西川愛也選手の二塁打などで2死2、3塁のピンチを招いたが、後続を断つと、4回表と5回表はそれぞれ3者凡退に抑え、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 6回表からは継投に入り、尾形崇斗投手が登板するも、2死からネビン選手の17号ソロと山村崇嘉選手の3号2ランで3失点。3番手・上茶谷大河投手は、7回表を3者凡退に抑えたが、8回表1死から3連打で2点を失うと、セデーニョ選手の6号2ランで4点を失った。

 それでも最終9回表は、杉山一樹投手が先頭打者に安打を許しながらも後続を断ち、11対8で試合終了。勝利した福岡ソフトバンクは、先発・モイネロ投手が5回74球2安打2四球4奪三振1失点で11勝目を挙げた。打線は栗原選手と野村選手が3安打猛打賞を記録するなど、先発全員安打を達成し、連勝を「4」に伸ばしている。

 一方敗れた埼玉西武は、先発・武内夏暉投手が2.0回66球10安打3四球2奪三振11失点と苦しい投球内容に。打線は最大10点差から追い上げたが、あと一歩及ばず、4連敗を喫した。なお、渡部聖選手が球団22年ぶりとなる新人での2桁本塁打を達成している。

  123456789 計
西 010003040 8
ソ 07400000X 11

西 ●武内夏暉-浜屋将太-中村祐太-糸川亮太-山田陽翔
ソ ○モイネロ-尾形崇斗-上茶谷大河-S杉山一樹

文・丹羽里歩子

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