8月17日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと千葉ロッテの第20回戦は、1対0で福岡ソフトバンクが勝利した。

　福岡ソフトバンクの先発はモイネロ投手。3回表に2安打で1死1、2塁とされたが、ここを連続三振で切り抜ける。5回表には2死から四球と盗塁で2塁に走者を背負ったが、ここも無失点。得点圏に走者を背負ったのはこの2度と危なげない投球で、7回103球3安打2四球10奪三振無失点と快投した。

　一方の打線は、相手先発・西野勇士投手の前に5回まで2安打1四球無得点に終わる。6回から2イニングは高野脩汰投手に1安打と抑え込まれ、8回裏1死1、2塁の好機も生かせなかった。リリーフ陣は8回表を松本裕樹投手、9回表を杉山一樹投手が0でつなぐ。

　すると9回裏、近藤健介選手、中村晃選手の四球、代走・緒方理貢選手の盗塁で1死1、3塁の好機を演出。ここで牧原大成選手がサヨナラの適時打を放ち、1対0で試合終了。緊迫した投手戦を制し、カード勝ち越しを決めた。

　敗れた千葉ロッテは、約2カ月ぶりの一軍登板となった西野投手が5回69球2安打1四球4奪三振無失点と好投も、益田直也投手が誤算だった。藤原恭大選手は2試合連続マルチ安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９　 計
ロ ０００００００００　 ０
ソ ００００００００１Ｘ １

ロ 西野勇士-高野脩汰-横山陸人-●益田直也
ソ モイネロ-松本裕樹-○杉山一樹

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