東北楽天が2試合連続完封勝利 黒川史陽は先制打含む3安打

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2025.7.12(土) 19:33

東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(左)黒川史陽選手(右) ©パーソル パ・リーグTV
東北楽天ゴールデンイーグルス・瀧中瞭太投手(左)黒川史陽選手(右) ©パーソル パ・リーグTV

 7月12日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天と福岡ソフトバンクの第13回戦は、7対0で東北楽天が勝利した。

 打線は3回裏、中島大輔選手の安打と盗塁などで1死3塁から、黒川史陽選手の適時三塁打で先制。6回裏には小郷裕哉選手、宗山塁選手の連打で1死1、3塁の好機をつくると、続く堀内謙伍選手が適時打を放つ。2死1、3塁からは敵失策、村林一輝選手の適時打で2点を追加し、4点差に広げる。7回裏は辰己涼介選手の適時二塁打が生まれ、スコアは5対0となった。

 先発・瀧中瞭太投手は初回、先頭打者の安打を皮切りに2死3塁のピンチを背負うが、後続を3球で打ち取り、無失点で切り抜けた。2回表は3者凡退、3回表は1安打に抑え、4回以降は3イニング連続で3者凡退に打ち取る。

 瀧中投手は7回表、2死から安打を浴びるが、得点圏には進ませず。8回表を再び3者凡退とすると、直後の8回裏に代打・鈴木大地選手の1号2ランで、貴重な援護点をもらう。9回表は先頭打者に安打を許したが、後続を断ち、7対0で試合終了。9回112球4安打無四死球2奪三振無失点でプロ初完投、初完封勝利を挙げた。

 勝利した東北楽天は、瀧中投手が今季4勝目。打線では黒川選手が3安打1打点の活躍を見せた。一方福岡ソフトバンクは、先発・上沢直之投手が5.2回111球9安打1死球1奪三振4失点(自責点2)の内容。打線は散発4安打に終わり、3試合連続の完封負けを喫した。

  123456789 計
ソ 000000000 0
楽 00100312X 7

ソ ●上沢直之-大野稼頭央-ヘルナンデスー津森宥紀
楽 ○瀧中瞭太

文・西嶋葵

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