9月6日、みずほPayPayドームで行われた福岡ソフトバンクと東北楽天の第21回戦は、2対1で福岡ソフトバンクが勝利。北海道日本ハムがオリックスとの試合に敗れたため、マジックは「16」となった。
福岡ソフトバンクの先発・有原航平投手は初回を3者凡退とする立ち上がり。2回表は四死球で2死1、2塁のピンチを招いたが、後続から三振を奪い、無失点で切り抜ける。以降も5回まで無安打投球を続けた。
打線は2回裏、先頭の中村晃選手が四球を選ぶと、2死から笹川吉康選手、海野隆司選手の連打で先制。3回裏には柳町達選手の四球や進塁打で2死2塁から、栗原陵矢選手が適時三塁打を放ち追加点を挙げた。
有原投手は6回表、連打で無死1、3塁から、フランコ選手のゴロの間に1点を失う。しかし、7回表は打者を3人で退け、7回96球3安打3四死球6奪三振1失点でマウンドを降りた。8回表は松本裕樹投手、9回表は杉山一樹投手がつなぎ、2対1で試合終了。
勝利した福岡ソフトバンクは、有原投手が約1カ月ぶりの勝利。救援陣も無失点リレーを披露した。打線では笹川選手が2安打をマークしている。敗れた東北楽天は、先発の荘司康誠投手が5.1回4安打4四球9奪三振2失点。打線は散発4安打1得点と振るわなかった。
123456789 計
楽 000001000 1
ソ 01100000X 2
楽 ●荘司康誠-西垣雅矢-鈴木翔天-西口直人
ソ ○有原航平-松本裕樹-S杉山一樹
文・薗田陽和
海野隆司が先制タイムリー! 福岡ソフトバンクが接戦を制し「M16」に
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2025.9.6(土) 17:16
