8月9日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と東北楽天の第15回戦は、9対4で埼玉西武が勝利した。
埼玉西武は2回裏、古賀悠斗選手が2試合連続となる4号2ランを放ち先制。さらに4回裏には、渡部聖弥選手にも7号2ランが生まれ4点をリードする。先発・隅田知一郎投手は序盤から落ち着いた投球。5回表にはこの日初めて得点圏に走者を背負ったが、三振で切り抜けた。
隅田投手は8回表に2死から1、3塁のピンチを招き、降板。後を受けた甲斐野央投手も連続適時打を浴びて3点を失う。なおも1塁に走者を置いたが、ここは古賀選手が盗塁を阻止して1点差にとどめた。すると8回裏、1死1、2塁から村田怜音選手、源田壮亮選手の適時打で一挙5得点。9対3となった9回表は、山田陽翔投手が1点を失いながらも締めて試合終了。
9対4で勝利した埼玉西武は、隅田投手が7.2回113球5安打1四球6奪三振2失点でキャリアハイに並ぶ9勝目。打っては古賀選手が自身最多の4号2ラン含む3安打、渡部聖選手も7号2ラン含む2安打を記録した。
東北楽天は先発・瀧中瞭太投手が7回99球7安打4失点。2本の本塁打が痛かった。打線は村林一輝選手、ゴンザレス選手の適時打で8回表に1点差に迫るも、直後に2番手・宮森智志投手が5失点と誤算。フランコ選手は3安打をマークしている。
123456789 計
楽 000000031 4
西 02020005X 9
楽 ●瀧中瞭太-宮森智志-江原雅裕
西 ○隅田知一郎-甲斐野央-山田陽翔
文・丹羽海凪
隅田知一郎がキャリアハイに並ぶ9勝目 古賀悠斗は先制弾含む3安打の活躍
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2025.8.9(土) 20:54
