7月16日、京セラドーム大阪で行われたオリックスと東北楽天の第13回戦は、1対0でオリックスがサヨナラ勝利を収めた。
オリックスの先発は田嶋大樹投手。初回、2つの三振を奪い3者凡退に抑える上々の立ち上がり。その後も多彩な変化球を駆使し、東北楽天打線を8回まで散発5安打に封じるなど、圧巻の投球を披露した。
田嶋投手の好投に応えたい打線だったが、相手先発・藤井聖投手の前に、初回から5回裏まで毎回走者を出しながらも、あと1本が出ず、得点につなげられない。8回裏には、先頭の若月健矢選手が二塁打で出塁し、廣岡選手が犠打で1死3塁と好機を拡大。しかし、ここも後続が倒れて得点を奪えず。両軍無得点のまま試合は終盤へ向かう。
9回表もマウンドに上がった田嶋投手は、安打で走者を背負ったが、無失点で切り抜ける。すると9回裏、2死から、中川圭太選手が7号ソロを放ち、オリックスがサヨナラ勝利。田嶋投手が9回134球6安打無四球7奪三振無失点で5勝目を手にした。打っては、中川選手、若月選手がそろって3安打猛打賞の活躍を見せている。
一方、敗れた東北楽天は、先発・藤井投手が8回117球6安打2四球4奪三振無失点の快投も援護に恵まれず。打線は、堀内謙伍選手、村林一輝選手、黒川史陽選手が2安打を放っている。
123456789 計
楽 000000000 0
オ 000000001X 1
楽 藤井聖-●則本昂大
オ ○田嶋大樹
文・中川晴一
中川圭太がサヨナラ弾! 田嶋大樹は9回完封でオリックス快勝
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2025.7.16(水) 21:40
